スコープ(scope)のタオルのパッケージにも「最初3回水洗い」と書かれているとおり、新しいタオルを買ったらまずは水洗い!が鉄則。
水洗いすべき理由は
- 目が詰まって繊維が抜けにくくなる
- ふっくら感がアップ
- 品質を長く保てる
などなど、タオルを心地よく使えるメリットがたくさんあるから!
でも、
「水洗いのやり方やコツは?」
「3回やる意味は?」
など、よくわからない点もあります。
そこで、水洗いの方法や注意点、回数による違いについて解説していきます。
正しい水洗いで、スコープのタオルのフカフカな使い心地を引き出してあげましょう!
スコープのタオルの「最初3回水洗い」とは
スコープのタオル(ハウスタオルというシリーズ)のパッケージに必ずペタっと貼られている「水洗い」のシール。
水洗いとは、新しい布製品を洗剤と柔軟剤なしで洗うこと。
「水通し」とも言いますね。
スコープのハウスタオルでも
水だけで「洗う→干す」という作業×3回分
使い始めにこれをやればタオルとして完璧ですよ♪と推奨する意図で、合言葉のように貼られています。
水洗いが必要な理由
そもそも、なぜ使い始めに水洗い(水通し)が必要なのでしょう?
理由は大きく3つあります。
- 繊維くずや糊(ノリ)を落とす
- パイルを抜けにくくする
- 吸水性を良くする
タオルは使い始め、水洗いすると目がつまって毛羽が出にくくなります。なので、最初は水洗いすると、良い感じに長く使えるわけです。
引用元:scpoe公式サイト
公式サイトにもある通り、必須ではないのだけど、やった方がスコープのタオルが断然”いい感じ”になるんです。
詳しく説明していきますね。
理由1.繊維くずや糊(ノリ)を落とす
新品のタオルは繊維の量が多く、そのまま使うと細かい繊維が発生(毛羽落ち)しやすい状態です。
また、タオルを製造・加工、出荷する際についた糊などの余分な成分も残っています。
※水溶性の成分なので洗剤不要で落ちます。
これらはタオルが安価・高価に関わらず、同様に残ってしまうもの。
新しいタオルを水洗いをすることで
- 繊維くずや毛羽落ちを防ぐ
- タオルの質感をふっくらさせる
といった効果があります。
理由2.毛(パイル)を抜けにくくする
タオルに最初から柔軟剤を使うと、毛(パイル)が抜けやすくなるというデメリットがあります。
水洗いが面倒であれば、最初のうちは柔軟剤の入っていない洗剤を使って洗いましても効果はあります。逆に使い始めから柔軟剤を使い続けてしまいますと、織がゆるんで毛が抜けやすくなってしまいます。
引用元:scope公式サイト
そこで、最初に水洗いすることにより繊維をキュッと引き締め、毛羽落ちや毛羽立ちを防ぐという意味があるんです。
理由3.吸水性を良くする
また、柔軟剤はタオルの糸をコーティングするので、タオルに欠かせない吸水力も下げてしまいます。
水を吸わないタオルほど、使い心地が悪いものはありませんね。
ただ、タオルを繰り返し使ううちに、はじめはふっくらしていたパイルがへたってきます。
そこで柔軟剤を使うと、タオルのふっくら感が回復!
柔軟剤は「メンテナンスに時々使うもの」という位置づけで活躍させるのがおすすめです。
水洗いの方法|フカフカで使い始めるために
では、水洗いの流れを見ていきましょう。
流れは、シンプルにいつものお洗濯と同様に3ステップです。
- たっぷりの水で洗う
- 脱水する
- 干す
大きな違いは、「洗剤」「柔軟剤」を使わないこと。
具体的な洗い方、ふっくら仕上げるためのコツを解説していきます!
STEP1.たっぷりの水で洗う
スコープのタオルだけを洗濯機に入れ、洗いから脱水までスイッチON。
ここでのポイントは3つ。
- 洗剤・柔軟剤は使わない。
- 水量はたっぷり多めに。
- くず取りネットを使うとベター。
洗剤や柔軟剤を投入しません。
また、水の量はいつものお洗濯よりも多めに、通常の2メモリほど多めに設定します。
たっぷりの水で泳がせることで、タオルの生地が傷みませんよ。
また、新品タオルは毛羽が落ちやすいので、くず取りネットを使うとなお良いです。
手洗いの場合は
STEP2.脱水後はすぐに取り出す
脱水後はパイルが圧縮されてつぶれた状態になっています。
そのまま時間を置いてしまうと戻りにくくなるので
- 脱水後はタオルをすぐさま取り出す
のを忘れずに!
放置しないことで、雑菌の繁殖や臭いも防げます。
ドラム式洗濯機の場合は
STEP3.パイルをほぐしてから干す
干す前に、つぶれてしまった繊維をしっかり起こすのも重要なポイント。
タオルを広げて持ち(大きい場合は半分にたたんだ状態でOK)、
- 10~20回ほどパタパタ振る(タオルが傷まないよう、あくまで優しく!)
この動作をしてから干すのを必ず守りましょう!
スコープのタオルにふんわりしたボリュームがよみがえります。
縮んだ繊維が伸びることで、やはり毛羽が抜けにくくなる効果もあります。
さらに、干す場所は
- 日陰、かつ風通しが良い場所
を選ぶようにします。
天気の良い日は日光に当てたくなりますが、紫外線でタオルがゴワゴワ硬くなってしまうので避けます。
乾いたら早めに取り込むことで、スコープのタオルの風合いを保てます。
補足|普段の洗濯も「柔軟剤なし」を基本に
タオルを使った後のお洗濯については
- 柔軟剤は使わない(洗剤のみ)
- 洗濯ネットに入れる
この辺を意識すればOK。
普段から柔軟剤を控えることで、スコープのタオルのふっくら感や吸水性を損なうことなく使えます。
また、絡まらないように洗濯ネットを使うことでタオルの劣化を防ぎ、風合いを保ちやすくなります。
他の衣類にタオルから抜けた細かな毛が付くのを防ぐ効果もありますよ。
水洗いの回数|1~3回の違いはさほどない
スコープの公式サイトでは「3回やらなきゃ絶対NG!」とは書かれていません。
あくまでも、気持ち良く愛用するため「推奨」するといったスタンス。
必須じゃないなら、3回も水洗いするのは正直めんどう。
3回分の手間をかけただけの違いって、どこまで感じられるの?
そんなギモンから、口コミの声を検証してみました!
口コミから見るみんなの水洗い事情
3回を守った人の口コミ
3回水洗いしてから使用しています。
引用元:楽天市場みんなのレビュー
水もしっかり吸ってくれるし、ほつれなどもなく良い感じです。
どれも水洗いしてはしっかりパンパン振ってから干してを3回繰り返してから使っていますが、拭いたあと毛羽が肌につかなくなるのは10回くらいは洗ったあとかな~と個人的には感じています。吸水は最初から問題なし(後略)
引用元:楽天市場みんなのレビュー
今回初めて最初3回水洗いをちゃんと実行してみました。そして干す前にこれでもかってくらいバタバタはためかせてから干すと(部屋干し)するとふわふわになってくれて感動しました。
引用元:楽天市場みんなのレビュー
おすすめの通り使用前に水洗い3回しました。目が詰まった感じです。
引用元:楽天市場みんなのレビュー
最初は数回水洗いしてから~との事で2回ほど洗ったのですが、拭いた時にまだ少し繊維が残るようだったので、3回で使いやすくなりました!
引用元:楽天市場みんなのレビュー
1回or2回のみの人の口コミ
一度水洗いして使用していますが、吸水もいいですし、肌触りもやわらかくていいです。何度洗ってもごわごわしないし、優秀なタオルだと思います。
引用元: 楽天市場みんなのレビュー
3回水洗いと書いてありましたが、2度の水洗濯をしてから待ちきれず使い始めました。
届いたときは薄い印象でしたが、水洗いすることでふわふわで厚みが出ました。
引用元:楽天市場みんなのレビュー
0回(水洗いしていない人)の口コミ
初代ハウスタオルを使用してましが、使用前に水洗いをしなかったせいか、直ぐにゴワゴワ状態に。 今回はきちんと3回水洗いして使用開始。今のところはまだフワフワです。
引用元: 楽天市場みんなのレビュー
結論|水洗いは1回だけでも大丈夫!
結論!
基本的には1回でも大丈夫!3回以上やれば完璧!
というのが、スコープのタオルの口コミを調べてわかった結論です。
水洗い0回で全くしなかった人は、確かにゴワゴワなど手ざわりの違いを感じています。
が、1回以上行った人の間で差はそこまでないことがわかりました。
以上から、最初の水洗いは1回でも大丈夫!
例えば、忙しいママは
- 使い始めの水洗いは1回だけ行う
- 普段のお洗濯で柔軟剤を使わない(定期的なお手入れでのみ使う)
という方法で、スコープのタオルの使い心地は十分に引き出せますよ。
まとめ|水洗いでスコープのタオルのふっくら感を味わいましょう
以上、スコープのタオルの最初の水洗いについてまとめました。
めんどうでも最低1回は水洗いをした方が、タオルのふっくら感や吸水力が良くなります!
やり方も簡単で、洗剤、柔軟剤を使わずに洗濯機にかけるだけ。
新品のタオルをおろす際のイベントとして、楽しんで行ってみてください。
肌触りもデザインも素敵なスコープのタオルで、洗顔やお風呂の時間を彩りましょう♪