産後でご飯が作れない悩みを解決。ママをラクにする時短アイディアまとめ

産後でご飯が作れない時にこそ取り入れてほしい、解決策や時短する工夫をご紹介します。

ストレスなく今スグ参考にできるを中心にまとめました。

寝不足でしんどい、時間に追われてイライラする、そんな産後の辛い時期を乗り越えるための参考になさってください。

この記事のもくじ

産後でご飯が作れないママの悩みを解決する方法

ママがなるべくキッチンに立たなくても済む方法から順に紹介します。

【1】夫にサポートを求める

まずは身近な夫にもっと家事に参加してもらいましょう。

仕事で帰りが遅い、家事が不慣れな男性でも、手伝ってもらえる事はたくさんあります。

一般的に夫が参加しやすい家事は

  • ゴミ出し
  • 食器洗い
  • 買い出し
  • 掃除機がけ
  • 洗濯物を干す作業

などが代表的。

何かのついでにできる、内容がシンプルなことがポイントです。

参考:上手な頼み方のコツ

1.簡単なことからお願いする

これまでまったく家事をしたことがない旦那さんには、ちょっとした家事も勝手がわからないもの。

そのため、ごくごく簡単な事からお願いするのがコツです。

ほんの数分ほどで終わるようなシンプルなタスクから、徐々に頼むとスムーズです。

2.具体的かつ期限付きで頼む

例えば「靴下を片付けて」ではなく、

  • どこに:脱衣かごに
  • どのように:洗濯ネットに入れた状態で
  • いつまで:夕食を食べる前に

といったように機械的に動くだけで良いように頼めば、相手が楽に行動できます。

意思疎通にズレが生じにくくなるのもメリットです。

3.家事の分担表を作る

1日の家事を視覚化でき、パパにもママの大変さが伝わりやすくなります。

チェックリスト方式にすればやり残したタスクが一目でわかり、伝達もしやすくなります。

4.便利家電やキッチンツールを導入する

新しい家電やおしゃれなキッチンツールもやる気アップのポイント。

家電に頼ることで全体の負担も減るので、資金がゆるす範囲で取り入れてみてください。

5.感謝を伝える

仕事で疲れている状態でも手伝ってくれて助かったことや嬉しかったことなど、感謝を伝えるのも大事ですね。

夫側も、次回も気持ち良く手伝いやすくなるはずです。

【2】実家や義母を頼る

メリット:睡眠時間を確保しやすい

食材を買って来てもらう、料理しに来てもらうなど、自分の親であれば気軽に頼りやすいのが良いところです。

また、こちらの家まで足を運んでもらうことで、赤ちゃんを見てもらう間ママが休養できるメリットもあります。

注意点:ストレスを感じる場合は避けて

反りが合わない、気を遣う場合は「かえって大変だった」という先輩ママの声も。

産後に気苦労を増やさないよう、気楽に頼れる関係性でなければ、「頼らない」と線引きするのも重要です。

【3】コンビニ弁当やスーパーの総菜を買う

メリット:仕事帰りの夫に頼みやすい

夫の帰り道の途中にあり、かつママ自身が通い慣れた店にするのがコツ。

特売日や陳列棚の位置がわかれば、慣れない夫にもスムーズに頼めます。

足りなくなった日用品をついでに買って来てもらえば一石二鳥。

注意点:同じようなメニューに偏りやすい

  • 栄養バランスの調整がしづらい
  • 味に飽きやすい

という点から毎食頼るのは厳しいです。

あくまで自炊と併用する方法が良いでしょう。

おすすめ:野菜や魚を中心に選ぶ

  • 和食系(煮物、焼き魚など)
  • サラダ類

なら手軽に野菜やお魚を食べる回数を増やせます。

【4】出前・デリバリーを利用する

メリット:家に居ながら外食気分を味わえる

家から一歩も出ずに好きな味を楽しめので、産後は良い息抜きになるでしょう。

注意点:偏食を招きやすい

利用地域によって店舗が限定され、人によって好きなメニューや同じようなものばかり食べる食生活に陥りやすいです。

外食メニューは平均して塩分や脂質が多くなりがち。

他の食事で栄養バランスを調整しつつ、楽しみや息抜きに時々利用するという方法がおすすめです。

おすすめ:人気のサービス3つ

  1. 出前館
  2. UberEats
  3. menu

全国区で加盟店も多いので、店舗を探しやすいです。

【家族に頼れない場合】行政の支援や家事代行もチェック

家族のサポートを得るのが難しいママやワンオペで大変なママは、

  1. 行政の支援
  2. 家事代行

も検討してみましょう。

1. 行政の支援

住んでいる地域によって、支援内容、利用可能な時期、無料or有料などに違いがあります。

中には産褥期(さんじょくき※)にしか利用できないものもあるので、早めにチェックしてみてください。
※産後2か月までの期間。

住んでいる市区町村のホームページから、「産後」「ヘルパー」「家事代行」といったキーワードで調べたり電話で問合せたりしてみましょう。

2. 家事代行

他の方法よりコストはかかるものの、調理から後片付けまでまとめて依頼できる点がメリット。

参考

料金相場は3時間の場合7,000〜14,000円程度(2時間6,000~9,000円程度)で、月2回の利用契約であれば、15,000~28,000円くらいが相場といえます。

引用元:家事代行・家政婦の料金相場は?月2万円からの新しい暮らし | Kajily (カジリー)

自分の時間を確保したい産後のママ、「時間をお金で買う」志向があるママにおすすめです。

メリット:献立をリクエストできるケースが多い

産後の栄養バランス、家族の好き嫌いなど、細かくリクエストできるサービスが多いです。

理想的なご飯を冷蔵庫にスタンバイしてもらえる心強さがあります。

注意点1. 他人を家にあげる必要がある

ママと赤ちゃんの生活リズムに合った時間帯に利用するのが、ストレスを増やさないポイントです。

注意点2. 電話などで事前相談が必要

詳しい要望を伝えるため、事前に打合せの時間を設ける必要があります。

おすすめ:料理に特化&低コスト

料理代行のサービスがあり、かつ相場より安いおすすめのサービスがこちら。

家事代行サービス【ベアーズ】

買い物、料理、食器洗い、キッチン周りの掃除など、希望するタスクをオーダーメイドで依頼できる。

CaSy(カジー)

献立決め、買い物(オプション)、調理、後片付け、配膳など依頼できる。

【栄養バランスが気になる場合】宅配ご飯もおすすめ

総菜やデリバリーだと栄養不足や塩分が気がかりなママには、宅配ご飯のサービスもおすすめです。

メリット1. 栄養バランスが良い

おかずが複数入っている商品が多く、肉、魚、野菜をバランス良く食べられます。

栄養価や塩分が管理されている商品なら、授乳中のママにぴったり。

自分でタンパク質だの脂質だのを調べる手間なく、産後の身体に不足しがちな栄養素も余さず摂れます。

メリット2. レンジで温めるだけでOK

数分間レンジで温めるだけですぐに食べられます。

1食分まとまっており温めが1回で済むのも時短できるポイントです。

メリット3. メニューが幅広い

コンビニ・スーパーの弁当や出前と比べてメニューの選択肢が幅広いため、例えば

  • 栄養バランスを気遣いたいママ
  • がっつり食べたいパパ
  • 上の子がいれば子供も好きなもの

など組み合わせがしやすいのもメリットです。

家族みんなが満足できるメニューを、1回の注文で揃えるのが時短のコツ。

別でおかずを準備する二度手間がかからずに済みます。

注意点:ボリューム感もチェックする

おかずとご飯がセットになったタイプはそれぞれの量が少なく、男性にはボリューム不足の可能性があります。

ボリューム感もポイントに選ぶなら、おかずだけが数種類入ったタイプの方が満足度は高いです。

いずれも自分で足りない分のご飯を炊くことになるものの、おかずの調理をまるまる省ける方が時短効果は高いです。

おすすめ:誰が食べるかに合わせて上手に選ぶ

ママ専用で選ぶなら「ママの休食」

  • 産後のママに合わせて設計された栄養バランス
  • 国産食材使用&無添加で安心
  • スキップ、停止などはLINEから簡単に手続きOK

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ママもパパも満足するなら「nosh(ナッシュ)」

  • 一流シェフによる美味しさ
  • 毎週メニューが追加されるので飽きにくい
  • 希望のメニューがサクッと見つかる注文画面

公式サイトへ>>nosh

キッチンに立つママを楽にする時短アイディアまとめ

ここからは、自炊する場合のために、作業をシンプルにして上手に時短するコツをご紹介します。

こんな効果も

作業をシンプルにすることは、パパが家事に参加しやすくなる効果もあります。

伝える側のママも少ない説明で済み、お互いのストレスを減らせます。

買い物~献立決め

時短策1.ネットスーパーや生協を使う

重い荷物を持って移動する労力をなくせます。

買い物リストも定番化すれば、頭を使うことなくポチポチするだけで買い物を終了できます。

おすすめ

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生協の宅配サービス「生活クラブ」は、国産・無添加・減農薬にこだわり、安心安全にこだわる主婦に人気です。

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時短策2.献立をパターン化する

1週間の献立を曜日ごとに決めてしまう時短テクニックです。

得意料理や家族の好きな料理などメニューを決めることで、「考える」「迷う」「選ぶ」といった思考作業をなくします。

使う食材もパターン化するので、買い物リスト作成やコストの把握もシンプルになります!

調理

時短策1.カット済食材を使う

例:冷凍野菜やカット野菜、カットされたお肉、など。

食材を切る、包丁やまな板を洗う作業をなくせます。

時短策2.ミールキットを使う

献立を考える、分量を計る、食材を切るなどの手間ゼロで、平均20分で1〜2品作れるものが多いです。

時短策3.調味料の力を借りる

例:塩こうじ、マジックソルト、アウトドアスパイス、など。

例えば、塩こうじは漬けるだけで素材を柔らかくし、旨味までアップしてくれるので、下ごしらえや調味の工程を省けます。

マジックソルトもコレ1つで味をきめてくれるので、調味料を組み合わせたり味のバランスを見たりする必要がありません。

万能な調味料を活用することで、調理の工程をシンプルにできます。

時短策4.火を使わず、レンジや炊飯器で調理する

その場を離れて他の用事を済ませたり体を休めたりと、時間の有効活用ができます。

鍋やフライパンなど大きな洗い物が出ないのも良いところ。

炊飯器を使う際は、先にご飯を炊いて冷凍しておくとスムーズです。

時短策5.まとめて作る

2~3日分まとめて作ればキッチンに立つ回数を減らせます。

1食分ずつ冷凍しておくと家族が自分でチンして食べられます。

時短策6.1品料理にする

例:カレー、シチュー、丼もの、豚汁、おでん、鍋、など。

具だくさんにすれば1品で栄養もボリュームも満点。

カレーやおでんなら炊飯器調理も可能。

数日分まとめて作って楽をしましょう。

炊飯・みそ汁作り

おかずを出来合いのもので済ませたいときも、炊飯とみそ汁作りの時短方法を知っておくと便利です。

時短策1.無洗米を使う

炊飯器に直接計って水を入れるだけ、わずか30秒ほどで炊飯スタートOK。

ボウルなどの洗い物もゼロ。

ついでに節水にもなります♪

時短策2.乾物を活用する

そのまま食べられるorふやかすだけのタイプを使います。

乾物なら保存もきき、簡単に1食の栄養価もアップできます!

混ぜご飯やおにぎりに

例:塩昆布、ごま、かつお節、桜エビ、海苔、など

炊けたご飯に混ぜるだけで、香りや食感をプラスできます。チャーハンにもおすすめ。

みそ汁に

例:お麩、高野豆腐、ふのり、など

お椀に味噌と乾物を入れてお湯を注ぐだけ。わずか1分で温かいおみそ汁を食卓に増やせます。

食器洗い

時短策1.使う食器を固定する

使いやすいサイズ、割れにくい素材、洗いやすい形状の食器だけに限定します。

置き場所も手の届きやすい位置に固定すれば、配膳も片付けも楽ちんです。

時短策2.食器の枚数を減らす

ワンプレート、大皿料理など。洗い物を減らすのも大事なポイントです。

時短策3.拭くのをやめる

熱めのお湯ですすげば、自然乾燥でも衛生面の問題もありません。

拭く手間だけでなく、面倒なふきんの管理もなくせますよ。

お役たちメモ|加熱なしで食べられる食材リスト

時短するなら調理の必要がない食べ物も役立てましょう。

買い物リストの参考になさってください。

  • ミニトマト
  • きゅうり
  • レタス
  • ズッキーニ
  • アボカド
  • ハム
  • チーズ
  • ヨーグルト
  • りんご
  • バナナ
  • 鮭フレーク
  • ツナ
  • シリアル、グラノーラ
  • パン

など

こんな風に使える!

  • ハム・チーズ・きゅうり・食パン →サンドイッチに
  • レタス・アボカド・ツナ →サラダに
  • 鮭フレーク→おにぎりに
  • グラノーラ・りんご・バナナ →ヨーグルトに

すべて「はさむだけ」「和えるだけ」「乗せるだけ」でOK!

朝食や軽食に、旦那さんの当番にもオススメです。

産後は身体を回復させることが大切

ネットなどで先輩ママたちのエピソードを見ても、

  • 授乳とおむつ替えの繰り返しでまとまった時間がとれない
  • 寝不足で頭も体も動かない

などで、産後まともに家事ができなかった人がほとんどです。

夫の帰りが遅い、里帰りしないなどの事情でワンオペなら、なおさら食事の支度ができなくても仕方ありません。

産褥期はそもそも休むべき時期

また、出産後2ヶ月までの産褥期(さんじょくき)は、ママの体の回復期。

そもそも体をしっかり休めなければならない時期です。

以上のことからも、夫のサポートを仰ぎつつ、時短や手抜きをしながら、ムリをしないことが大切です。

まとめ~便利なサービスを一覧でチェック~

産後ご飯を作る余裕が持てないママに向けて、解決策をまとめました。

旦那さんにも、ぜひ家事に積極的に参加してもらえるようにしましょう!

頼れるものに上手に頼ることで

  • 寝不足でしんどい
  • 赤ちゃんのお世話や時間に追われてイライラする
  • 「メシまだー?」「今日のご飯なに?」のワードにモヤッ……

といったストレスや負担を軽くしていけますよ。

ぜひ24時間体制の赤ちゃんとの生活を上手に乗り切ってくださいね。

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